H7N9インフルエンザの状況(タミフルの効かない症例)
時々注目している、中国での新型鳥インフルエンザ(H7N9)ですが、タミフルの効かない(効きにくい?)症例が見つかったことが話題になっています。
上海市の56歳の男性は、先に感染した妻が4月3日に死亡する直前、4月2日に発症した。当初から妻が新型インフルエンザであったことがわかっていたので、この男性には発症当日からタミフルが投与されているとのこと。しかし、4月25日の時点でもこの男性は重体のまま。
この一例だけをとりあげて新型インフルエンザにタミフルが効かないと結論するのは早計とのことで、症状によっては倍量の投与をしたりすることも考えたほうがよいとの専門家の見解があります。また、タミフルがだめな場合にはリレンザやラビアクタといった別の薬も出回っていますから、この点を深刻にとらえる必要はないのかもしれません。
患者の発生数はこのところ着実に減っている(これまでに総計で131人が発症、32人が死亡)ことから、爆発的な感染の心配は減ってきています。しかしウイルスのほうで新たな変異をしたりする可能性は常にありますから、油断はなりません。
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