日記とか、工作記録とか

自分に書けることを何でも書いてゆきます。作った物、買ったもの、コンピュータ系の話題が多くなるかもしれません。

キースイッチのサンプル

先日、技術書典4で自作キーボードに関する情報を手に入れたので、自分も試してみたくなりました。いろいろ探していたところ、こんなものを見つけたので入手しました。

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自作のキーボードを作るときには、自分好みのキースイッチ(ひとつのキーが押されたことを検出するスイッチ)と、キーキャップ(キーの指が触れる部分)を探し当てることがまず第一歩です。好みの大きく分かれる部分でもありますし、ミスタイプを減らす効果もありそうですし、カチカチ言うのが好きなひと(=私)も周りの人にうるさく思われているのではないか、と気になったりもします。ほどほどの良いものを見つけたいところです。

PCショップに行くと、キーボードが多数並んでいて試したりもできるのですが、店頭の商品はどんなスイッチが使われているのかわからないですし、店頭で触るのと自宅でリラックスして触るのとではまたちょっと印象が違ったりもします。写真の商品は、9種類のキースイッチを試すことができるサンプルセットになっていて、落ち着いて好きなだけ触ることができます。キースイッチを固定するアクリルの台座と、半透明のキーキャップがセットになっています。

セットになっているキースイッチは、この界隈では大手企業のCherry社のもので、Cherry MXという種類です。キーを押し込む距離(Travel)が比較的長い(4mm程度)タイプのキーボードで使われています。

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というわけでデスク上にこれを放置しておいて折に触れてカチカチやっていたわけですが、結論としては押し込み距離が短い(ロープロファイル)のがいいなぁと、9個もあるキースイッチのどれもイマイチ、という感想になってしまいました。Cherry社にはCherry MLというロープロファイルスイッチもありますので、そちらも試してみたいと思っています。