技術書典4、行ってきました
技術書典4というイベントが秋葉原UDXで開催されると聞いたので、行ってきました。
技術書限定の同人誌即売会です。ヘンテコな趣味(誉め言葉)を持った人たちが集まるに違いなく、また相当混雑すると思ったので、11時開場のところ、9時半ほどに現地到着しました。しかし、すでに人が集まってきており、サークル参加の方が並び始めたところという感じでした。10時には一般参加者も行列して整理券配布、私は上記の写真の通り整理券118番をゲットしました。
私はコミケのようなマンガ・アニメ主体のイベントには行ったことがなく、運営スタッフのかたは行列の捌きに慣れているなぁという印象でみていました。運営さんの発表によれば、今回は6380人の方が来たそうです。前回の倍くらい?の参加者だったようで、大変だったでしょうね…… お疲れさまでした。
twitter.comただいまを持ちまして、 #技術書典4 閉幕しました!今回の総参加者数は6380人でした。
— 技術書典公式アカウント (@techbookfest) 2018年4月22日
皆さんご来場ありがとうございました。
さて、第二陣として入場することができた私は、売り切れにがっくりすることもなく、11冊入手することに成功しました。ところで、ヘンテコな趣味(誉め言葉)をもっているだけでなく書籍を作るノウハウまで持っている皆さんはどういう修行を積んでいらっしゃるのでしょう。尊敬の念を込めていくつかご紹介します。
自作キーボード
まずその①。自作キーボードの方。帰宅してまずはこれを読みました。もちろん中身が大事ですが、キャッチーな表紙はそそられますね。装丁もデザインも商業誌のようです。歩いていて目を惹かれました。
biacco42.hatenablog.com
Raspberry piのあれこれをちょっと作ってみたりしている私ですが、仕事はソフトウェア系なんです。しかし、ソフトウェアのなかでは低レベル処理が好きな性質なので、こういったものは心惹かれます。『自作キーボード』ってどのレベルで?という疑問が手を伸ばしたきっかけでした。読んでみると、個別のパーツ自体は入手可能なもののようです。3Dプリントとかしなくてもいいのか…… ファームウェアもオープンソースを入手してカスタマイズ、のレベルで良いとか。う~ん、これはなかなか…… 手を(足を?)伸ばせば届きそうな危険な沼の予感がします。
なお、新刊(2018 APRIL)も買いました。ARMベースの自作キーボードということですが、私が手を出すならこちらのほうが簡単…… なのかなぁ。
将棋AI
その②「ディープラーニングを使った将棋AIの作り方」のかた。コンピュータ将棋選手権の放送を一日中眺めていた私は通りすがりで目に留まったこの本を買いました。2冊。
tadaoyamaoka.hatenablog.com
コンピュータ将棋界隈では、まだディープラーニングを本格的に使って大成功した例はなく、山本一成さんが試みたくらい(あとGoogleができたと主張しているものくらい)というのが私の認識です。興味を持って購入しましたが、将棋の本なのに(?)ぱらぱらめくっても文字が多く歯ごたえがありそうです。今日は精神力不足なのでゴールデンウィークくらいに第28回世界コンピュータ将棋選手権を見ながら読む…… かもしれません。
SkypeBot
その③Bot系のかた。
dakaradame.hateblo.jp
Rasiperry piでTwitter Botを作った私としては、ちょっと興味が出て買いました。会社では、どうしたわけかSkypeで…… LINEで…… という話題にはなってもTwitterで…… という話題はでないのです。なぜなんだ。みんなクローズドなコミュニケーションをしたいのでしょうか。
内容はSkypeとAzureを使ってBotを作るもの。動き出して基本的な受け答えをするところまでの内容です。Botって、キャラに性格が感じられるところまで作りこむのをどうしたらよいのかわからず手が止まっています。プログラミングの問題じゃなくてアイディアの問題なんでしょうかね。
ほか
ほかにもいくつも買ったものがあるのですが、まだ中身を見ていないので次の機会に書くかもしれません。聞いたことのない技術的なキーワードが目に留まるこういったイベントはモチベーションがあがっていいですね!また次の機会も参加したいと思いました。