日記とか、工作記録とか

自分に書けることを何でも書いてゆきます。作った物、買ったもの、コンピュータ系の話題が多くなるかもしれません。

Amazon Echo Dot使っています

Amazon Echo Dotを買いまして、10日くらい使ったところです。
先に結論を簡単に言うと、まだまだ課題は多いですけど、今後の発展に期待という感じですね。
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購入

招待制で販売されているAIスピーカーのAlexaシリーズですが、テンバイヤー防止のための戦略なんでしょうか?

私の場合は招待メールを一か月近く待ちましたが、注文して翌日には入手できました。必要に応じてあとからBluetoothスピーカーを接続できるということでしたので、スピーカー部分には期待せず、一番小さくて安いEcho Dotを選択すれば充分と考えることにしました。

セットアップ

セットアップには、スマホが必要です。

基本的には、これだけで使えるようになります。Echo Dotにはバッテリーが内蔵されていないので、常にコンセントとつながっていなくてはなりません。電源はUSBのミニプラグです。一度設定すれば、電源を適当に抜いてほかの場所に移動しても大丈夫です。

設定

私は、「設定」⇒「音声ショッピング」の設定は、無効にしてあります。テレビの音声で一斉に購入動作をしてしまう、などというニュースもでていますが、明示的に無効にできるので、この点は心配いらないと思います。Amazon Music Unlimitedの会員に安く(¥380/月)加入できるようなのですが、今のところ試していません。今後試してみようと思います。
www.amazon.co.jp

何に使う?

音声アシスタントに「Alexa、今日の天気は?」などと聞いてみれば、いま自分がいる地域の天気予報、気温を教えてくれます。「Alexa、今何時?」「Alexa、3分たったら教えて」なども普通に対処してくれます。Googleのアカウントを登録することで、Googleカレンダーへの予定入力、今日の予定の確認なども応じてくれます。Siriとは違って、ひとつづきの応答であれば、いちいちAlexaの名前を呼ばなくても対応してくれます。

ただ、どの機能も、スマホがあるのだからそれでいいのでは?と思わないではいられません。モニターもタッチパネルもなく音声の入出力のみ、という点が、スマートスピーカーの厳しい現実だと思います。話しかけるまで何ができるか(できないか)わかりませんし、Alexaの応答も、集中して静かにじっと聴いていなければなりません。

いつ使う?

つまり、スマホを取り出せないシチュエーションで使うのが良いのでしょうか。ものぐさな気分のときとか、両手がふさがっているときとか。

枕元においておけば、手を伸ばさなくても今日の天気が聞けます(ただし、声を出すので目は覚めてしまいますが)。キッチンにおいておけば、料理をしながら応答してくれるかもしれません。玄関においておけば、暗くても明かりをつけてくれる…… かもしれません(別のデバイスが必要ですが)。Alexaには複数の動作をセットにしておく「定型アクション」という機能があるので、明かりをつけて、エアコンつけて、テレビをつけてくれる(リモコン操作はできるのかな?)なども、アイディアとしてはありかもしれません。

エコシステムとしてはどうなっているの?

音声は、たぶんAmazonに送られて、AWS Lexほかの機能を使って実装されていると思います。となると、Amazonとしてはずっとインフラ料金がかかりつづけていることになります。私は買い物はしないし、Amazon Musicの有料会員にもならないのだとすると、Amazonはどこで儲けるのでしょうか。ここがちょっと不思議なところです。ユーザーを囲いこんでしまえばなんとかなる作戦なのかもしれませんけれど、スマホほど便利ではない状況を考えると、すぐには稼げる商品ではないのでは?と想像します。

ただ、Alexaスキルはスマホのアプリから追加可能ですし、サードパーティにも開発可能です。
developer.amazon.com

ですから、Amazonとしては一種の経済圏を作り上げてしまってあとからマネタイズする戦略なのかもしれません。何かアイディアがあれば私も作ってみたいところではあります。「Alexa、今日会社休むよ」「わかりました、風邪をひいたことにしてメール送っておきます」などとベットのなかからやりとりできると、面白いかもしれません。

Amazon Echo Dot (Newモデル)、ブラック

Amazon Echo Dot (Newモデル)、ブラック