日記とか、工作記録とか

自分に書けることを何でも書いてゆきます。作った物、買ったもの、コンピュータ系の話題が多くなるかもしれません。

耳かきカメラ(イヤスコープ windows MARK2)

イヤスコープ windows MARK2を入手しました。
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私は小さいころから耳掃除が苦手です。右の耳を綿棒で掃除していると、ある場所に触れた瞬間に強く咳き込むのです。このあたりに迷走神経というのがあるのが原因らしいのですが、そうとわかっても防止できるわけでもなく。耳の中が観察できたら必要なときだけ掃除できるのに、と思っていました。

この手の製品は前々からあります。すごくほしかったのですが、レビューが悪いものが多くて、どうもまだ使い物になる段階ではなさそうだと考えていました。しかし、先日咳き込んだ勢いで思い切って買ってしまいました。

インストール

USBポートに接続する前に、ソフトウェアのインストールが必要です。CD-ROMの読み込みが必要なことに気が付いてSurfaceでどうするか?と少し悩んだのですが、別のPCで読み込んでインストーラだけコピーしてきたら普通にインストールできました。円盤のドライブを持っていない人は(最近はいる可能性があるかなと)注意が必要ですね。

使う

ソフトを起動したら、USBポートに耳かきカメラを接続します。自動的に映像が映り始めます。

しかし…… Surfaceは高精細ディスプレイのため、映像がほんとに小さいです。それこそ穴を覗きこんでいるみたいです。ちょっとがっかりしたのですが、拡大鏡アプリで200%くらいに拡大するとまずまずの見え具合になりました。GUIにも拡大ボタンがあるのですが、これは画像変換的に拡大するだけで、ウインドウが大きくなるわけではないみたいです。視界が狭まるので意味がないような気がします。

USBケーブルの途中にボリュームコントローラのようなものがあり、ダイヤルをひねるとLEDの明るさが変わります。耳の中は暗いのでLEDをつけないと探しているものは見つからないです。映像は写真に撮ったり、録画したりすることも可能です。

解像度は決して良いとはいえませんが、しかし耳垢を識別するには十分です。先端部分がダイヤルで回転するようになっており、これを回すと耳かきが回転します。これで狙った角度にスプーン状の部分を回すことができます。いずれにしても細かい作業なので、手先が慣れるまでに時間が少し必要です。

で、どうなの?

以下耳掃除画像です。しかし、耳垢がみつからず、つまらない動画になっています。自分の耳の中を見たのは初めてですが、週に一度の耳掃除でも結構きれいになっているものですね(自画自賛)。後半部分は、キーボードなど身の回りの物を映しています。画質など性能を知りたい方もいるのではと思いますので載せていますが、微グロ映像が苦手な方はごらんになりませんように。代わりにSurfaceキーボードのShiftキーを映したものを載せておきますね。

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余談

解像度を考えると、顕微鏡としての転用は難しそうです。狭いところをピンポイントで見たいような用途がほかにあるかどうか。耳かきは外せるようになっているので、外せば小さなUSBカメラとして使うことも、あるいは可能かもしれません。