Surface Pro 4にTensorFlowをインストールしました
Surface買いました
この5年ほどのあいだ、サブマシンとしてMacbook Air 2011midを使っていたのですが、そろそろPCとしては古いと言ってよい状況になってきましたし、iPhone7はMacbook Air 2013並みに性能がよいなんてニュースがでてきたこともあり、買い替えを検討することにしました。持ち歩く用途なので、安いほうのモデルで。
Surfaceは、初代が出たばかりのころ私の身の回りでは評判が悪く、とても検討の俎上に載せるようなものではなかったのですが、そこはマイクロソフトですので3くらいからは評判も改善してきました。個人的には高精細な画面と意外にも音がよいことが気に入っています。軽いところもいいですね。画面が大きいので、外で使うには人目が気になりますが…… 目隠しフィルタを買うべきかちょっと迷っています。
TensorFlowインストール(簡単10分クッキング編)
ともあれ、今日はここにTensorFlow(以下TF)を入れましたので書き残しておきます。以前もメインPCにインストールしたことがあるのですが、それでもいくつか乗り越えるべき壁があったりして。きっとあとから来る人もつまづくに違いない? のでメモを残します。
まず、Qiitaのこちらのサイトで紹介されていた方法が簡単にできそうだったので飛びつきました。Dockerは使ったことがないのですが、10分でTFが使えるとか書いてあるしこれは試すしかないだろう、ということです。
- Docker Toolboxのダウンロード、インストール
- docker runコマンドでイメージを実行
ざっくりいうと下のコマンド一発です。Google Cloud Platformに置かれているイメージをダウンロードしてきて実行する感じでしょうか(感覚的にしかわかってない)。Docker Toolboxのインストールのとき、OracleのVirtualBoxがインストールされたので、その仮想環境下で動作している、ということのようです。
$ docker run -it b.gcr.io/tensorflow/tensorflow:latest-devel
しかし、起動は簡単だったものの、どうしたわけかファイルの変更 / 保存ができません。一時的にはできるのですが、再びdocker runすると最初の状態に戻ってしまいます。そういうものなんですか? あるいは私の工夫がたりないのか? TFが動いても、環境が保存できなかったらどうしていいかわかりません。ほかにもキーボードが106jpにできない(というか/etc/sysconfig/keyboardファイルがない?)などよくわからないことも多く、この環境がどこから来たどういうLinuxなのかもわからず(というか調べるの面倒になった)、やっぱり自分で作り直すか、ということになりました。
CentOSで作り直し
VirtualBox + CentOS(Everything版)をインストールして、GUIを追加してpython 2.7 + pipでTensorFlowをインストール。TensorFlowはUbuntu向けのCPUのみバージョンをインストールすれば動きます。SurfaceはIntelのCPUなのでRaspberry piなどと違ってアーキテクチャを心配する必要がないところがいいですね。
ようやくここまで来ました。TensorFlowのチュートリアルにあるMNISTの例です。なんだかんだで長かった……
さぁこれから、というところではあるのですが、今日はここまでです。先日六本木ヒルズのGoogleの食堂で開かれたTensorFlow勉強会に参加したこともあり、何かしたい!という機運が高まっています(単純)。手段のために目的を考えるいつものスタイルで試そうと思います。
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