Raspberry pi + モバイルバッテリー(RAVPOWER RP-PB22)
今回は全くコマンド操作などありませんが、モバイルバッテリーを使ってRaspberry piをロケーションフリーにすることについてです。
もともと、Raspberry piは小型で置き場所は自由なものですが、無線LANを使い、Xやリモートデスクトップを使ってキーボードやマウスから解放されても、結局電源ケーブルだけは外すわけにいきません。これだけがどうしてもケーブルに縛られた状態になるわけです。なんとかコンセントから自由にしようとすると、モバイルバッテリーを活用することになります。もし車輪つきの台にRaspberry piを搭載して動けるようにしよう…… などと考えれば、これは必須ですね。
というわけで毎度のことながら買い物しました。2800円。モバイルバッテリーは初めて買いましたが、安くなっているんですね。
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スペックとしては13000mAhとかなり大容量です。2.1Aと2.4Aの出力ポートがあって、急速充電にも対応しています。これを充電目的ではなく、Raspberry piへの給電目的で使うわけです。Raspberry piの消費電力は、本体のみだと500mA程度、あとはUSBポートがどれだけ使うかによりますが、だいたい1A安定した出力が期待できれば大丈夫そうです。
届いたのが、こちら。
接続すると、こんな感じです。
初めて接続するときはもちろん電源が切れますので、poweroffしてバッテリーを接続します。その後は、Raspberry piを動かしたままバッテリーを充電することができます(今初めてやっているのですが、できているようです)。つまり常時起動したまま、あちこち移動することも可能になりました。どの程度コンセントの無いところへ設置するかにもよりますが、使い方によってはもっと小型のものでもいいと思います。これはそれなりに重い(実測304g)です。
業務目的のコンピュータだと、停電に備えてUPSを使うことが多いですが、Raspberry piのような省電力デバイスでは、そこまでしなくてもこの程度で十分ということですね。