日記とか、工作記録とか

自分に書けることを何でも書いてゆきます。作った物、買ったもの、コンピュータ系の話題が多くなるかもしれません。

Apache alikeを試してみる(おまけ2:動作例とサンプル画像)

今回は、もう少しApache alikeらしい使い方が体感できるサンプル画像を用意してみました。

  1. Apache alikeを試してみる(その1:準備と前置き) - 日記と、買い物記録
  2. Apache alikeを試してみる(その2:前提環境構築) - 日記と、買い物記録
  3. Apache alikeを試してみる(その3:alikeのインストール&コンパイル) - 日記と、買い物記録
  4. Apache alikeを試してみる(その4:データの作成) - 日記と、買い物記録
  5. Apache alikeを試してみる(その5:デモWebサーバの起動) - 日記と、買い物記録
  6. Apache alikeを試してみる(おまけ:run_desc_extractor.pyの改良) - 日記と、買い物記録
  7. Apache alikeを試してみる(おまけ2:動作例とサンプル画像) - 日記と、買い物記録

サンプル画像

Google Driveにサンプル画像を用意しました。
https://drive.google.com/file/d/0B_jXnHoqL04EUXk1V2Y3cWNuUGs/edit?usp=sharing

リンク先を開いたら、ファイル⇒ダウンロードでalike_sample.zipをダウンロードできます。この中には、私が撮影した写真をまとめてあります。中身は目薬の写真が49枚あるのですが、なぜこんなサンプルになっているかといいますと、Apache alikeは「検索元画像に似ているものが映っている画像を検索できる」ものだからです。つまり、検索元画像と同じ目薬の写真が検索結果にでてくれば成功ということになります。

これを先日紹介したApache alike環境構築後、alike/trunk/demo/alike_sampleディレクトリとして保存します。その後、その4にあるrun_desc_extractor.pyを実行するまえに、IMAGES_DIR='alike_sample'に変更します。

IMAGES_DIR='alike_sample'

あとの手順は過去の記事を参考にしてください。最後にdemoserver.pyを実行したところで、簡易Webサーバにアクセスしてみましょう。

結果

下の画像が、その検索結果の一例です。

f:id:WindVoice:20140511200449p:plain

一番上にある赤い容器の目薬の写真が「検索元画像」です。Apache alikeがこの画像と「似ている」と判断した画像が、その下に順に表示されています。同じ容器を別の角度から撮影したり、やや明るさを変えて撮影したりしていますが、Apache alikeは「似ている」と判断しています。また、画像の一部に同じものが映っている場合も、似ている(ものが映っている)という判断がされます。

demoserver.pyは画面をリロードするたびに検索元画像を変えて結果が表示されます。Apache alikeのサンプルで紹介されている、ukbenchを使う例よりは、こちらのほうが何をしているソフトウェアなのかわかりやすいと思いますが、いかがしょうか。

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