（NHK）MEGAQUAKEⅢ 長時間地震動 - 日記とか、工作記録とか

前回の隠れ断層の話は私にとっては情報にならなかったのですが、長時間振動についての話題は興味深いものでした。東日本大震災で6分近く続いた揺れは、地盤を壊しやすく、地下水がしみ込んだ地盤は軟弱になり地下が液状化するというのです。それで、斜面に建造された住宅街は地すべりを起こしたというものです。

それ以外にも、南海トラフ地震の数々のシミュレーションのうちの最悪のケースでは、大阪や名古屋が大きく揺れるだけでなく、東京近辺も東日本大震災以上の揺れがやってくるというものでした。複数の場所で連続的に地震が発生するので、各地からの揺れが重なるようにやってくるようです。

建物を建造する人にとっての情報はいくらかあったように思います。大きな油圧機器を使って揺れを抑えることや、免震構造にすることが紹介されていました。でも、地面そのものが崩れたなら、より深いところまで基礎を打ち込んでおかなければ、役に立たないかもしれません。

近所のマンションのビラがたくさんポストに入ってきますが、それらのほとんどは地震に強いことを謳っています。でも、それらのどの範囲までをちゃんと予想して対策してあるのか、それによって結果はだいぶ変わってくるように思われます。